あおいいぬ

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モルさんの強さと誇りについて【マギ310夜感想】

 

 

やたらとアオリで「再戦」を強調してきたのが編集さんの白龍への熱意を非常に感じハッピーな気分です。
 
一度対峙しガチバトルした後にアルマトラン上映(盗み見)と二年前のバトルで相手の上映をしっかり掴みかつがっつりと修行した上信頼できる仲間を得てからの対決ということでかなり落ち着いて構えたバトルが出来たのが最高にかっこよかったですね。
 
今回、白龍とモルさんとのタッグが上手く決まっているのは勿論のことなのですが、「力を合わせてようやく互角」なのではなく、「個々で戦っても互角の実力を持っている」というところが個人的最高ポイントでした。
 
episode soloが気持ちよく流れてきそうな攻防の連続です。
かっこいい…白龍もモルさんも滅茶苦茶かっこいいよ…。
そんなかっこいい二人に信頼をおき安心してユナンの治療に専念するアラジンくん、なんですよね…。
この三人、やはり三人それぞれ最も大事な人がいるからこそ強いというか、そのひとのために頑張れるから強いしそれぞれに信頼がおけるというか、そういう感じがして本当にかっこいい関係性だと思います。
 
今回白龍とモルさんは「確実に以前よりパワーアップしている」というのが顕著に描かれていたのですが、それは勿論暗黒大陸での修行の成果もありきだとは思うのですが、何よりも精神面での成長が大きかったんだと思います。
 
白龍は復讐を終わらせて。
モルさんは自分が何者かがわかったことが精神面への成長に深く影響したのではないかと思います。
なので、少しモルさんの精神面での成長について語りたいと思います。
 
○モルさんの精神的な成長について
 
モルさんは、自分がファナリスという種族であることを知りながら育ってきたわけですが、生まれてすぐ「ファナリスである」ことを「奴隷として使われるために利用されてきた」ため、ファナリスが本来力を奮うべき場面で然るべき力を十数年もの間奮えずに育ってきました。
 
そのため、自分が何者であるかを知りながらも、その種族の価値を知らずに育ってきたわけです。
 
しかし、アルマトランで過去ファナリスがどういう種族であったかということと本来の姿を知識として知り、暗黒大陸で本来の姿のファナリスと直接手合わせしたことで身体でファナリスの本来の実力を知りました。
 
前のままでも勿論の他の追随をなかなか許さない実力を持っていたモルさんですが、「ファナリス本来の力」を知ることで、彼女は自分が何者であるかを本当の意味で自覚して、その力を最大限に発揮するまでの成長を遂げたのではないかと思います。
 
ただ他の人間たちより頑丈で強いという事実を漠然と知っているよりも、「他の人間たちより頑丈で強い理由」を知りきちんと受け入れたことこそがモルさんの精神面での成長であり、モルさんが自分の強さへ確固とした自信を持つようになった理由てあるのではないかと考えます。
 
以前の彼女は、自分は強いと思ってはいたものの、それ以上の存在や単純な力勝負ではない場所にて負けた場面が多々あり、自分の「無知」から来る「強さへの渇望」がありました。
 
しかし、様々な経験をした上で強さを求める理由を見つけた上で、自分が何者かを知り本来の実力を自覚した上で身につけた強さは何者にも代えがたい彼女の確固とした自信なのです。
 
だからこその「貴女がファナリスと戦ったことがないからです。」という台詞なんですよね。
自分の種族への誇りがこの一言に詰まっていて本当にかっこいい。
 
ファナリスであるが故不憫であった時代がある彼女なのに、ファナリスに生まれたことを恨まなかった上今ではファナリスであることに対する誇りがありますからね。滅茶苦茶かっこいいんですよ彼女の人生は。
揺らがない誇りがあり守りたい人間がいてその為に強くなるんですから。
最高にかっこいい…。モルさんは最高にかっこいい女ですよ…。
 
 
白龍の成長に関しては以前の記事で語ったので割愛しますが、アルバちゃんは相変わらず初めから彼らのことを「子供」と見くびっているため精神面の成熟に中々気づけないというか。
 
大聖母の時と重なるのですが、母親キャラであるからこそ子供のことをいつまでも子供と思っているのに、子供への情愛が無く駒としての感情しかないのが最高に皮肉っぽいです。
 
親子供関係無く一人の人間として対峙してからが本番なのかなあとか思ったりしているのですがどうなるんでしょうね。
 
それにしても目の前で八つ当たりで母親の杖を折られるアラジンくんの心境やいかに。
 
 
そしてもう少し語りたいのが、ザガンの使い道の拡大っぷりです。
 
ジョジョのゴールドエクスペリエンスみたいにザガンで傷口を塞ぐことは出来ないんだろうかと以前より考えていたのですが、今回出来ることが(出来るようになった?)発覚して滅茶苦茶テンションが上がりました。
 
ジョジョだとあの治療法は相当な痛みを伴うらしいのですがマギではどうなっているのでしょう。
命を司るルフ由来だから治療のための痛みは伴わないでもいいですが、個人的には痛みが伴うためアラジンくんに麻酔効果のある魔法をかけて貰いながらというコンビネーション技だと嬉しいですね。
 
あと細胞分解が個人的に最高に熱い新たなザガンの使い方だったと思います!
 
滅茶苦茶エグいのにすごい頭のいい戦い方っぽいのがえげつなさを強調していませんか。どう考えても主人公側寄りの能力じゃない、からこそ好きですね。大好きです。
 
しかし容赦ないな…という気持ちが若干あるのも事実。
身体は白瑛ちゃんのだから…無限再生が出来るとはいえ…という気持ちが残りますが手加減なんてしたらこちらがやられますし難しいところです、特にこちらは見てるだけの部外者ですしね…。
 
ですが、無限再生能力も魔法がある故なのでジュダルの絶縁結界があればいよいよもってアルバちゃん窮地ですね…。恐ろしい。
ファナリス肉弾戦最強が実証された今、中々ピンチなのではないでしょうか。
まあ絶縁結界ってそんな簡単に張れるものではないしジュダルがどこにいるかわかりませんけれど…。
ジュダルよどこにいるんだい…。
 
また来週を楽しみにと思いましたが来週はマギがお休みなんですね…。
しかしゆっくりとこれまでに思いを馳せながら待つとしましょう!